選曲コーナー(参考情報欄)
万葉集歌の作曲
目 次
<万葉集歌曲作品例>
<新曲への挑戦>
(参考メモ)万葉歌募集例
<万葉集歌曲作品例>
万葉集歌は、近代音楽世界の中で、いろいろに歌唱されてきました。純粋な和歌の歌謡という
目的もあれば、国家的立場から国威掲揚的に利用された例もあります。
戦前の代表的な例としては、信時潔作曲で大伴家持の次の歌が「海ゆかば」として歌われました。
万葉集・巻十八 4094番歌 大伴家持
「・・・海行かば 水漬くかばね 山行かば草むすかばね
大王の辺にこそ 顧みはせじ・・・」
戦後1960年代より、フォークソングを始めとするポピュラー音楽隆盛の流れの中に、万葉集の
ような歌をもとにした音楽世界も創作されてきました。
初期の時代の事例から、引用してみます。
(その1)打垣内 正 歌曲集
「万葉の歌」 :「君待つと」(額田王)ほか
大和と紀州関係の和歌30曲
(昭和56年11月1日)
「続 万葉の歌」:「こもよみこもち」(雄略天皇)ほか
大和、東国、筑紫関係の和歌20曲
(昭和58年3月1日)
「万葉の紀州路」:「あさもよし」(調首淡海)ほか
紀州路の万葉歌20曲
(昭和62年4月18日)
「続 紀の国の歌」:「わかの浦に」(山部赤人)ほか
紀州関係の歌6曲
(その2)「うた万葉(万葉楽譜集)」(万葉うたがたり会・代表岡本三千代氏)
「KOMOYO」(雄略天皇)ほか 50曲
万葉うたがたり会は、いろいろな機会に万葉のうたかたり活動を続けておられます。
CDも幾枚かレリースしておられます。
インターネット・ホームページを引用しておきます。
http://www.nukata.com/
(その3)歌枕直美(うたまくらなおみ)
音楽教育学科を卒業後、コンサートの企画・製作・作曲・歌手活動を展開し、
「音楽で綴る万葉集」として、CD「みやびうた(’97)」「明日香風(’98)」
「あさね髪(’00)」「カエリー(’01)」をレリースし、
和歌劇「ぬかたのひめぎみ」(平成15年5月9日於いずみホール)コンサート活動中。
インターネット・ホームページ http://www.utamakura.co.jp
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<新曲への挑戦>
万葉歌の中から、次の山部赤人の富士を詠んだ歌を素材として、作曲・演奏・テープ収録しました。
楽譜の監修、演奏、テープ収録は、全てサゴジョウ楽師の支援を受けています。
山部宿禰赤人、不尽山を望(いの)る歌一首
短歌を併せたり 巻三ー317番歌
天つ地の 分かれし時ゆ 神さびて 高く貴き 駿河なる 富士の高嶺を
天の原 振り放け見れば 渡る日の 影も隠らひ 照る月の 光も見えず
白雲も い行きはばかり 時じくぞ 雪は降りける 語り継ぎ 言い継ぎ行かむ
富士の高嶺は
巻三ー318番歌
田子の浦ゆ うち出でてみれば 真白にぞ 富士の高嶺に 雪は降りける
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(添付楽譜)「不二山望歌」

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平成15年5月10日(改訂8月1日)***編集責任・錦生如雪***
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