選曲コーナー(参考情報欄)



万葉集歌の作曲(その2)


目     次
<万葉集歌曲・第二作品>
<第三作品予定>

<万葉集歌曲第二作品>
 万葉集歌曲作曲への第二回挑戦として、万葉集歌人「高橋虫麻呂」を採り上げました。
 第一回作品同様、楽譜の監修、演奏、テープ収録は、第一、第二作品同様、全てサゴジョウ楽師の
支援を受けています。

 万葉集巻第九 1755番歌 (高橋連虫麻呂歌集より)

        ほととぎすをよむ一首 短歌を併せたり

 うぐひすの かひごのなかに ほととぎす ひとり生まれて 

 なが父に 似ては鳴かず なが母に 似ては鳴かず

 卯の花の 咲きたる野辺ゆ 飛びかけり 来鳴きとよもし

 橘の 花をいちらし ひねもすに 鳴けど聞き良し

 まひはせむ 遠くな行きそ 我が宿の 花橘に 住みわたれ鳥

         反歌

 かききらし 雨の降る夜を ほととぎす なきてゆくなり あはれその鳥
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<第三作品予定>
 万葉歌の中から、引き続き高橋虫麻呂の作品から次の歌を素材として、作曲・演奏・テープ収録
したいと検討中です。
 楽譜の監修、演奏、テープ収録は、第一、第二作品同様、全てサゴジョウ楽師の支援を受ける
予定です。 


      高橋虫麻呂、河内の大橋を独り行く乙女を見る歌一首 短歌を併せたり

             巻第九ー1742番および1743番歌

   しなてる かたしはがわの さ仁塗りの 大橋の上ゆ

   紅の 赤裳裾引き 山あいもち すれるきぬきて ただひとり い渡らす子は

   若草の つまかあるらむ 橿のみの ひとりかぬらむ 問はまくの

   ほしきわぎもが 家のしらなく

             反歌    巻第九ー1743番
   
   大橋のつめに家あらば うらがなしくひとり行く子に 宿かさましを
 
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平成15年8月15日  ***編集責任・錦生如雪***


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