選曲コーナー(参考情報欄)
世界に通じる日本の若手女流バイオリン奏者
(Mr。ビーハイブ楽師)
<諏訪内晶子のバイオリン演奏を聴いて>
平成14年2月14日(木)のFM実況放送で、プロコフィエフバイオリン協奏曲第2番が
諏訪内晶子のソロでしたが、それは美しい音で感動しました。
この曲はパールマン(LP)と竹沢恭子(CD)のものを持っていますが、残念ながらパールマンのは
レコードでしたので、聞き比べは出来ませんでしたが、竹沢恭子のものは聞いてみました。
竹沢は日本(世界)でも屈指の演奏美音の持ち主であり、諏訪内とともに世界に誇る
バイオリン奏者だと思います。
諏訪内はストラディヴァリ・ドルフィンであるのに対して、竹沢はガダニーニで演奏しており
音に関しては甲乙付けがたいと思います。
ただ曲の作りなど諏訪内の方が端正で、竹沢の方は肉感的というか、ぐいぐいと押し込んで
くるような演奏で、甲乙付けがたいものと思います。
しかし日本の若手女流バイオリン奏者は本当にすばらしい人たちがそろっており、世界に誇れる
ものだと思います。
日本に西洋音楽が輸入されてからわずか100年余であるが、世界のバイオリン界の中心が
日本人演奏家になるような予感さえするほど、日本のバイオリン演奏家のレベルは高いと思う。
指揮の部門では小澤征爾、秋山和慶、若杉弘、・・ピアノ部門では内田光子など世界的に名声を
博している人物がいるが、その数はまだまだ少ない。
しかしこれに対してバイオリン部門だけは明らかに世界の水準に達している!いや敢えて言うならば、
むしろを凌駕している様にも思われる。(特に女性)
従って国際コンクールのバイオリン部門ではで日本人がかなり入賞しているのは常であり、
彼女らはその後にさらに成長して、諏訪内晶子、竹澤恭子、五嶋みどり、漆原姉妹、渡辺玲子、等々は
押しも押されもせぬ世界の第一人者として活躍しているし、それに続く若い世代でも溌剌とその
存在感を示している。
このように日本のバイオリン奏者が世界に羽ばたいているのは、
鈴木慎一の早期教育論 、
小野アンナら優れた指導者の来日、
鷲見三郎、江藤俊哉 等の優れた指導者の存在
が大きいと思われるが、斉藤秀雄の日本の弦楽器の教育に及ぼした影響も大きいと思われる。
この様ないろんな条件が重なり合って、現在の日本のバイオリン界が著しく発展したもの思われる。
今後は彼女らが指導者になって、第三世代が育つものと思われるので、日本のバイオリン界は
今後ますます発展するのではなかろうか!
(関連参考メモ)
掲題の日本の女流バイオリニストに関連する下記の参考メモを参照下さい。
(その1)「日本の女流バイオリニストの歴史」
(その2)「女流バイオリニストの歴史に思うこと」
平成14年2月20日 ***編集責任・錦生如雪***
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